仁徳、柔和さを保ちながらも天をめがけて伸びる強い勢
いの持ち主です。時々直情径行な行動をする短所もあり
ますが、すぐれた智慧も備えています。口数が少なく、
頭が大変切れる人です。

 

性格はおだやかで、自己主張をあまりしません。なにか
問題が起こっても、無理に解決しようとせず、静かに事
態を見守り、無理のない解決方法を発見していきます。
ただ、人の和を大切にしすぎてイエスマンになったり、
周囲の勢いに流されがちともいえます。

 

エネルギーに満ち溢れ、勢いの赴くところ、権威と名声
を求め、情熱の限りを傾けて自分の目的を追求します。
公明正大な反面、ものを包み隠すことができません。に
ぎやかにおしゃべりをして、自分自身を曝け出してしま
います。ただ、パッと燃えあがって、スッと消える傾向
もあります。

 

丁(ひのと)生まれ 内に情熱を秘めたタイプで、頭の回転が速く、進取の気
性にも富んでいて、立ち回りの上手な人です。ただ時と
して内面の激しさと表面の穏やかさとのギャップを、ど
うしても抑えきれず、突然自分をさらけ出したくなる事
もあります。

 

戊(つちのえ)生まれ さっぱりとして義理を守り、節操を重んじます。いわゆ
る大人の風格を持った人といえます。ただ、外見はこだ
わりをもって飾り立てるのに対し、内面は粗削りな、思
慮に乏しいところもあります。

 

己(つちのと)生まれ 朴とつで真面目な、穏やかな人柄とされています。ただ、
隠れたところで、視野が狭く、妙にうたぐり深いところ
があるかもしれません。それが強くでると「人間嫌い」
になることがあります。

 

庚(かのえ)うまれ 子どもじみたところがありますが、世間からは実力以上
に高く評価されます。しかも自分の欠点を熟知していて
世間の評価に合わせるように努力するので、実像と虚像
とのギャップが出てしまうことはありません。無意識の
うちに、我が身を刃物のように鍛える宿命を背負ってい
るのです。

 

辛(かのと)生まれ 激しさと穏やかさという対立するふたつの要素を根底に
もつ辛には、おのずから波瀾の兆しがうかがえます。そ
れは、破壊と変革の暗示です。たとえば砂金にたとえる
ことができます。柔らかいが、内にかたくなさを秘めて
います。チクリと刺すような皮肉が得意で、その意味で
は毒舌家が多いかもしれません。

 

壬(みずのえ)生まれ 広い世間を、屈託なくわたっていく才覚と度胸に恵まれ
ています。営業や外交のような場を得意とし、打てば響
く聡明な反応ぶりなので、相手はなんなくペースに巻き
込まれてしまいます。水のように、どんな相手とでもつ
きあえます。

 

癸(みずのと)生まれ 穏やかで従順で、ひっそりと努力を重ねる人。ただ、その
努力が受け入れられなかったときは、それまでの忍耐が
大きかっただけに、カーッとなることも多いのです。相
手の気持ちを察し、それに合わせて調和していこうとい
う気配りはたいへんなもので、見ようによっては、サー
ビス精神旺盛な性格とも考えられます。